てぃーだブログ › おきなわ 島ライフ › 長野

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Posted by TI-DA at

2011年04月25日

信濃路にて。


仙台へ帰ったときに
長野経由で往復したんだけど
その時に、兄に長野観光にも
連れて行ってもらいました。
※運転お疲れのところ、ガイドをありがとうございました!



山梨と長野の県境にある
アウトレットへ行く途中に
「小淵沢」という看板を発見。
「クラムボンのうたでも『小淵沢』ってあるよ」
って言ったら、クラムボンのスタジオが
小淵沢にあると兄が言う。



で、小淵沢の風景を見ながら
ウォークマンをカーステレオにつなぎ
「小淵沢」を聴く。
小川のせせらぎのような
白樺の小枝を渡る、太陽のきらめきのような
ピアノのインストの曲が、この風景にとっても合う!


そうか、クラムボンはこの風景に
インスパイアされたんだと納得。


そうこうしているうちに
ランチを食べるべく
山小屋風味のカフェへ着く。

 








こちらは、スープランチをメインにしているカフェです。

3月とはいえ、朝方の気温は氷点下にもなり
日中でさえも、空気がとても冷たい。

 


あったかスープをいただき、体があたたまりました。



 


暖炉、
それがあるだけで、ああ山あいの場所に
来たなぁと思わせてくれます。




 


近頃
モノトーンの風景
山あいの人々の風景
そういう、静かに落ち着いた景色が
とても好きになりました。
なんていうんだろう、しみじみとしたものに
宿る良さというものがわかる年頃になったようです。


 


被災地宮城に行った疲れを
諏訪の温泉でゆっくりととることもできました。



今度また
ゆっくり遊びに行きたい信濃路です。
  


Posted by 岬 at 00:06長野

2008年11月04日

紅葉とハーブに囲まれて

私の長野旅行も最後のお話し。
ぽっかり雲をチェックアウトした
私たち。目指すは標高2200メートル地点。
もちろん、歩いては行けないので
ロープウエイでゴー! 














およそ10分でグングンと山を
登ります。ロープウェイから下を
見れば、ミズナラの木々が
黄色く色づいています。









ロープウエイから見下ろす景色は、
ミニチュア模型の世界。標高が高いこともあって、
いわゆる赤の絨毯のような紅葉ではありません
でしたが、黄金色に色づく山肌はまるで昨日見た夕焼けがそのまま木々に染み付いたような
輝きでした。
 
久々に紅葉の景色を見た私は、ロープウエイの中で
あっちの窓へこっちの窓へ右往左往。
まったくもって落ち着きのないオトナだったと
思います。だって、すごいパノラマだったんだもん!

そして、10分間のロープウエイは終了し
たどり着いた場所は。。。









標高2240Mの世界!









足元には霜柱があります!
おそらく朝方は氷点下の気温になって
いたのでしょう。
そういえば、今朝ペンションで目覚めた
ときに、顔が寒さで強張って目覚めました。
とても懐かしい感覚。
誰も踏んでいない霜柱をサクっサクっと
踏みしめれば、秋から冬への境界線を
踏みしめたような気持ちになりました。


   













標高2240Mの世界は、どこか果てしなく
広陵とした景色。
孤高に佇む風見鶏、冬枯れの木、
真昼の白い月。
モノクロームだと想像していた高山の景色は
澄んだ空気の中、限られた色合いがクリア
に輪郭を現していました。

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さて、山を降りた私たちが向かったのは「ハーバルノート」という
ハーブの専門店です。










古い建物を利用した店内はハーブがびっしり!
まるで「天然生活」という雑誌に出てきそうな
雰囲気の店内。
限られた時間の中では見切れないほどの
ハーブ、ハーブ、ハーブ。
これまた私はあっちこっち右往左往しながら
目移りしながら店内を見回りました。



自家製ハーブもお店の中で干しています。
レモングラスのいい香り。
もともとは、古い小学校の「農」を学ぶ場として作られた
建物が移築され、開拓農家の家として使われていた
建物をハーバルノートさんが再利用したそうです。
長野からの新鮮なハーブを堪能したい方は
通信販売をどうぞ。。。




蓼科ハーバルノート・シンプルズ
〒391-0213 長野県茅野市豊平10284 
営業時間: 9:00A.M. - 6:00P.M. /
定休日:水曜日、年末年始休業
TEL 0266-76-2282 / FAX 0266-76-6416 /

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そして。

私たち一家の長野への旅もおしまい。
再びスーパーアズサへ乗り込みます。
環境が、気候が、人が、空気が生み出す
その土地ごとの個性。
半そでの沖縄から長袖の長野へ。
海の暮らしの沖縄から山の暮らしの長野へ。
数日の間に、この二つの暮らしを
見たら、改めて日本は縦になが~い国
だと実感しました。
また、おいしい空気を吸いに遊びにきたい
と思います。



さ、仙台に帰りましょバス
















   

    


Posted by 岬 at 09:45長野

2008年11月01日

ぽっかり雲

日本最高峰級の山の上で
ゆっくりと沈む夕焼けを見て、
自家菜園の野菜を使ったコース料理を食べて、
あったかいお風呂に入ったら
どんなにシアワセでしょう。。。
そんな贅沢を味わってきちゃいました。

兄の住む長野県に来た2日目の夜は
標高1800メートルの、日本一高い場所に
あるペンションぽっかり雲に泊まりました。
標高1800メートルといえば、宮城県人が
たとえるのは「蔵王」という宮城有数の高い山。
そんな高~い場所に今夜は泊まります。









さて、ペンションに着いて一息入れていたら
おやおや、外が黄金色に染まってきました。

母と二人、夕焼けを追いかけて、
ペンションの外へと散歩しに行きました。

外は、もうすっかり秋。
茶色と金色が織りあいながら
山を包み込んでいきます。。。

 
 

















山の下に、山があって、そのまた下に山がある。
それを山並みと呼ぶというなら、私は大きく頷けます。
愛すべき日本の原風景に、今日も夕焼けが沈んで行きます。
じっと眺めていたら、空からおおーきな線香花火がぶら下がっていて、それが山の向こうへ隠れていくようでした。まるで日本画のような風景。
寂しくも美しい、秋の夕暮れ。
思わず、拝みたくなるような一日の終わりでした。


おやすみ、おはよう、あしたも、あえるね。
乾いた空、凛とした空気、きらり一番星がやわらかく光る。
黄金色が山を包む。

さて、散歩を済ませてペンションへ戻ると、兄と祖母とペンションのオーナーが
薪ストーブの前でストーブ談義中・・・・ってストーブが点いてんの??

はい、点いてます。
そりゃあ点きますよ!
だって外は、13℃くらい。
日が沈めばどんどん気温は
下がってきます。
沖縄では半そでを着て、
頑張れば海にも入れて、
ちょっと歩けば、冷たい飲み物が
欲しくなる季節。
日本は、縦に長いねぇと思わせる
ストーブの存在でした。




ストーブにあたって冷えた体を暖めれば
部屋中においしそうな匂いが立ち込めます。
もうすぐ夕ごはん。

山あいにいると、なんとなく夕ごはんを
「ゆうげ」って呼びたくなるけど、
ぽっかり雲のお食事はどれも手の込んだ
洋食コースメニュー。しかも手作り家庭菜園の
野菜をふんだんに使ったお食事。

・オードブル
丹波の黒豆の枝豆(後で聞いたら、とっても珍しいんですってね)
お魚のマリネ
味噌とチーズの春巻き
・かぼちゃのスープ
・サンマのはさみ焼き 肝をオイルで伸ばしたソース









・メインディッシュは豚肉のポピエット

とまぁ、お山のてっぺんで手の込んだ
ヘルシーでおいしー食事を堪能しました。
シェフはぽっかり雲の奥様。
これだけのお食事を、毎日用意するのは
大変なことでしょう。
朝食だって、野菜中心にこんな感じです↓









ヨーグルトもパンもジャムも手作り!
サラダにはトマト代わりに食用おおずきを添えて。
ジャム作りが好きな最近の私には、とっても魅力的な
メニューでした。

そして、食後のトークのなか。
私が沖縄に住んでいる話しをしたら、
オーナーのお子さんも大学から琉球大学へ
行き、卒業後の今も沖縄に住んでいるとのこと。
思わぬ沖縄つながりに、ここに泊まったのは
偶然ではなかったのね、何か縁があったのね。
こんな縁があるペンションを選んでくれたのは
うちの兄ちゃん。
私のツボを心得た宿をチョイス。
やっぱり離れていても家族だなぁと思わせる
似たような趣味。

私たちのすきなもの。
それはちょっと周りと違う。
それでもきっといいと思う。
それが家族のかたち。
家族の風景。

次回は、標高2000メートルの
山へ行ってきます  


Posted by 岬 at 09:25長野

2008年10月29日

長野のロハスな暮らし

蕎麦や,おやきや,わさびなど,
松本市のうまいものを堪能した昨日

今日は,諏訪地方に移り、
諏訪湖畔での観光と、
ロハスな暮らしのご紹介。

私,母,祖母は長野県茅野市に
住む兄と,本日合流します。
と,その前に我々3名で諏訪の神社を
来訪してきました。









二か所のお宮に足を運びましたが
それぞれに,神聖な雰囲気を醸し出していて
木の枝,一本一本。
木の葉,一枚一枚。
そのすべてに神様が宿っているよう。
だから,ここにいるだけで全て見透かされている
気がします。


思わず声をひそめながら,
パキっと踏んだ枝の音に
小鳥が飛び立っていきます。
小鳥の軌道をたどりながら
見上げた空は高く高く澄んでいて
センチメンタルとノストラジックが
入り混じった懐かしいような
思いが込み上げてくる。
何がそうさせるのかはわからない,
秋の不思議な魔法です。



そして,兄といよいよ合流。
偶然にも兄から電話が来たとき
私たちは兄が毎週カヌーを出廷している
諏訪湖の船着場目の前にある喫茶店でした。

時間があまりなくなってしまって
結局兄のカヌーには乗れませんでしたが
カヌー置き場を見せてもらえることに














その道すがら出会ったモモセさん。偶然にも兄のカヌー部の先輩でした。
コーギー犬を連れながら手作りのカヌーに一緒に乗っている日々。
諏訪湖の広大な眺めに、カヌーが浮かんでいる姿。
そして、ガラガラとカヌーを台車に乗せながら犬を片手に引っ張って
湖畔を歩く姿は暮らしのゆとりや,時間のゆったりとした流れを
感じさせてくれました。
沖縄じゃなくても、スローに、悠々と自分のライフスタイルを生きている
人たちはたくさんいるんですねりんご
水辺の風景は、心を解き放ってくれる気がします。


ついでにカヌークラブの本部とやらに
顔を出してみます。
すると、会長さんがカヌー作りに精を
出しています。
「兄がお世話になってます・・・」と
言うやいなや、会長さんが作って
いるカヌーに興味深々なワタシ。
きっと、カヌーって、自分で作って
アレンジして、それをまた湖に浮かべる
のが楽しいんでしょうね。



そして,本日宿泊するのは兄がチョイス&予約してくれた
標高1800メートルにあるペンション「ぽっかり雲」

この素敵なペンションのお話しはまた次回。
いやぁ、つづきますね☆



  


Posted by 岬 at 09:13長野

2008年10月28日

松本市を見たり食べたり。。。

昨日,長野県に到着した私は先に到着していた
母と祖母と合流しました。
そんな長野旅 1日目のお話し。

兄が暮らす茅野市へ行く前にレンタカーを借りて
松本市周辺を散策しました。まずは,やっぱり
『松本城』でしょう。
国宝にも指定されているようでたくさんの観光客が
訪れていました。


「お~、すごい!」と言う私を横目に
「小学生の時にも連れてきたのに・・・曇り
という冷ややかな母の声。
どうやら,家族旅行で来たことが
あったようですが、ほとんど記憶に無いので,
もう全くの初来訪者気分!

お城を見終えてやや,お腹が空きつつも
とりあえず,大王わさび田方面へ行こうと
なりました。途中,小腹を埋めようと食べた
のは「おやき」長野名物,おやき。
色々な味がある中,私は「くるみみそ」を
チョイス。母は野沢菜をチョイスしました。









素朴なお味でした。

意外と腹持ちがいい皮で
たぶん蕎麦粉が練りこまれていたと思います。
「くるみ」っていう焼印がなんとも可愛らしいものです。

さて,私が長野で楽しみにしていたことのひとつ,
それが「蕎麦を食べること」。そう,沖縄に居る頃も
たびたび日本蕎麦屋に行き,蕎麦を恋しく思って
いたのだから本場の蕎麦を口にできた喜びと言ったら・・・!

訪れたのは、私のホテルに来ている
お客様から紹介してもらったこの店。

「榑木野(くれきの)」という店。
まず,別盛りで添えられたサービスの漬物。
野沢菜を山葵で漬け込んでいたようで,
おいしー!
挙句,私たちはおかわりをしてしまいました。
おかわりは、お店の人が気を利かしてくれて
今度は野沢菜のしその実漬けを出してくれました。
これもまた,おいしー!!
漬物に感動している沖縄在住の私へ更に
「ウマイの追い打ち」をかけるように念願の蕎麦が
出てきました!











ツルツルしこしこの蕎麦は,アルデンテな
ゆで具合でのど越しバツグン。
そうそう,こんな味に飢えていたんです,私。
急速に、味覚の飢餓感が満たされていくのが
分かりました。

お腹を満たされた私たちはわさび田と碌山美術館に。。。

【大王わさび農園】

わさびで一大観光地をつくり
あげたこちらの農場。
ある意味,わさびでこんなに
産業を確立しているというのは
とてもすごいことです。

園内にはきれいな清流が流れており
わさび田この清流がわさび田に流れ込み…










きれいな水がおいしいわさびを育んでいます。
そのわさびがいろんなものに加工されて

わさびアイスになったりしています。

うっすらグリーンなアイスには細かく
なったワサビが入っています。
鼻から抜ける香りがつ~んとくることは
無いけれどワサビ特有のソレでした。



碌山美術館
























大正時代を代表するブロンズ作家。
萩原碌山。彼の作品が展示されています。
この展示物もさることながら,
建物の素晴らしさに目を奪われました。
古いモダンなレンガ造りの建物にツタが
はびこり,それが紅葉し始め建物を包み
込んでいます。静かにブロンズ像を
鑑賞しながら外観もゆっくりと楽しむ。
伝えたい景色があるのに自分のセンスや
腕前がついてこないことにもどかしさを
感じながらも素晴らしい建築物と作品に
出会えたことを嬉しく思いました。

車
長野の人は、どの人もとってもすがすがしい
人たちばかりです。
沖縄の人たちがどこか朴訥と温かく、ピュア
な人たちが多いように
長野の人たちは、すがすがしくピュアな人たち
でした。
きっと、この綺麗な水と、空気がつくりあげて
いるのかもしれないなぁ。

さあ,明日は茅野市で兄と合流します。
                    


Posted by 岬 at 09:37長野