おきなわ　島ライフ

いっやぁ、お待たせしました。


前回、宮城へ帰省中の旨、記載した
「わたしが見た、宮城県①」から
早、数週間。



あの、サバイバル帰省から
岬は、帰っているのか！？
とご心配の声をいただいておりましたが
無事帰ってきてますよー。



というわけで、ご報告。


【３月２４日】
まずは、長野に住む兄と合流して
自動車で宮城入りという目的があったので
長野へ行くことを目標としまして
那覇（飛行機）→福岡（飛行機）→信州空港（自動車）→宮城県という
朝8時から夜12時までの、日本をまたにかけた
阿部民族の民族大移動。




福岡での乗り継ぎが2時間半ほどあったので
まずは、腹ごなしでラーメン食うべ！と、一風堂にてラーメンを食す。



＊まったくラーメンには見えない写メ。



しっかりちゃっかり、博多明太子と通りもんをゲッツして
長野に到着し、松本市で兄と一緒に買い出し。
乗用車の後部座席が満杯になりました。



＊ウハウハ、こんなに買っちゃった！買占めではないよ。不足を補ったのよ！


宮城へGO！







長野→新潟→福島→宮城という道のりだったので
3月とはいえ、雪が降ってきました。



ってか、降っていたというよりも
めっちゃ積もっているんですけど―。







そんな言ってる間に、
新潟あたりから吹雪、吹雪！
怖い怖いと言いながらも
新潟は海があるから水っぽい雪だね
会津は引き締まった雪で会津っぽいね
なんて、雪の解説をし合う、風流兄妹。



ちょうど、この3月24日の朝に
東北自動車道が震災後、再開しました。
それは偶然だったんだけど
なんだか、東北に導き入れられているような
タイミングでした。



道行く車には一般車はほとんどなく
走っている車といえば、物流会社の大型トラックや
設備関係の仕事の車、ガソリンを運搬する車など。
かろうじて走っている一般車は私たちと同じように
後部座席にあふれんばかりに救援物資を積み込んでいました。




＊トイレを運ぶ車。




高速道路が走りはじめたことで
物流が動き出していました。
一台一台に「運転手さん、どうかお願いします！」と
車の中から声をかけ、想いを託さずにはいられませんでした。
「トラックの運転手さんが、日本を救っている」という
事実を目の当たりにしたわけです。
こうして、陰で支えてくれている方がいるのですね。




磐越自動車道から東北自動車道へ入った途端
アスファルトを新たに上塗りした生々しい傷痕が増え
道路は、「高速道路じゃないでしょ」って突っ込むくらい
ガタガタになっていました。
サービスエリアの給油所も新潟までは無制限にガソリンを
入れられたけど、福島からは制限有りになり
宮城に近づくほど、ガソリンスタンド前には行列が
でき始めています。



高速道路の看板には「白石市」や「蔵王」など馴染みのある
故郷の地名が見えてきて、いよいよ、宮城に近づいているんだな
という、胸の高鳴りが・・・。
そして、地震発生時には、もう二度と帰ることができないとまで
感じたふるさとへたどり着いたということに、愛おしさを覚えました。









「わたしが見た、宮城県③」へ続く…。