2009年06月19日
ライチの森
枝つきのライチを手に入れました。
パック入りのものをみかけることはありましたが
枝についたままというのは初めて。
*なんとなく島バナナ風に吊るしてみたくなるのは沖縄暮しの性なのか。
この赤い粒の中に半透明のあの実がはいっていると思うと、ライチってとても
不思議な果物ですね。しかも、この赤い色は1日もするとあっという間に茶色に
色あせていきました。
調べてみれば、鮮度が落ちやすい果物なので、主に冷凍や缶詰として流通しているとのこと。
なるほど。
仙台に住んでいた頃は、冷凍のライチしか見たことが無かったのは
宮城県で生産されていないからだったんでしょうね。
そうして考えると、こんな風に生ライチが気軽に手に入るのは、贅沢なことかもしれません。
そうして、赤いこの実を手のひらで握りながら、クックパッド先生を熱烈に検索。
いやぁ、優秀です。クックパッド先生。
「ライチ」って検索するだけで色々なレシピがあるではないですか。
去年は、ライチ酢を作ったけれど、今年は何か別なことがしたいと
ページをめくれば、気になるレシピがふたつ。
1.ライチのブランマンジェ
*汗かいたビンなので、ちょいと見にくかったりして・・・
クックパッドのレシピでは、DITAリキュールを使っていましたが、
生ライチがあるので、その実を剥いて、ギュギュっと搾り取った
貴重な果汁を使いました。
このレシピのポイントは白いミルクゼリーの部分にアーモンドスライスを入れて
香り付けをするのですが、アーモンドスライスをしっかり炒ることです。
炒ることで香ばしいアーモンドスライスの香りが驚くほどにミルクに広がりました。
そこにライチの果汁を入れて冷やし固めます。

上の部分のソースはレシピでは、
キウイのゼスプリを使っていましたが、
パッションフルーツをソースにしてみました。
しかし、パッションフルーツの主張が強いので
ライチやアーモンドが負け気味・・・。
こういうときは淡白なフルーツがいいと学びました。
2.ライチハート・・・のハート抜き。

ライチのブラマンジェで果汁を絞った果肉は、
シロップに入れてさっぱりといただきました。シロップは、
梅シロップをベースにレモン汁、八角、クコの実を入れています。
本当は、白きくらげとかハート型に型とどった白玉を入れて
「キャ、カワユイ!」と女の子らしくポップに仕上げるようですが、
おうちになかったので、渋い感じになりました。ma-ikka
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ライチの香りというのは
マンゴとかパッションフルーツのように一種独特なもので、
イチゴのように甘く寄っていきそうな香りでもないし
オレンジのようにサワヤカな香りでもない。
うまく言葉に表せないそんな香りをもつ不思議なフルーツ。
イガイガの殻に収まる不思議なフルーツ。
いったいどんな風に木になっているんだろうと
思っていたら、陶房 火風水さんのブログに
ライチの森の写真がありました。(こちら)
きっと、薄霧がかかったりしたら、とても幻想的
なんだろうなぁとライチの森を想像しながら
食べました。
クックパッド大先生のレシピはこちら・・・
ライチのブラマンジェ
ライチハート
そのまま剥いて食べるしか技のない私には驚きです。それも自分のために!!
沖縄はフルーツが充実だからなんかトキメキますね。

美味しそう~。
それだけでエキゾチックでなんだか特別な感じがしますよね。
香りが好きで、DITAというライチのリキュールにはまってた頃がありました^^
私の、料理を作りたいバイオリズムが
半年ごとにあって、今は作りたい時期の
半年にはいっているようです(笑)
ほんと、フルーツの充実度はトキメキの
バロメーターですな!
★ゴンさんへ
ゼリーとかかんたんな類ですよ。
それに、クックパッド大先生がいらっしゃれば
楽チンに作れちゃいまっせ!
★bunさんへ
DITAリキュール、いいですよね。
楊貴妃の時代にDITAがあったら
楊貴妃はのんべいになってたはず(笑)