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2008年10月04日

水平線の見える音楽

紀乃川でごはんを食べて
お腹ぱつぱつになった私達は
台風が近づく中、年に一度の
イベントBlue Lagoon festaに行ってきました。
水平線の見える音楽










サンゴ保全が目的のイベントで、
数々のミュージシャンが集い
2日間に渡りコンサートを開く
パーティ。環境問題への趣旨も
去ることながら私の目的は
caravan」というミュージシャンの
ライブを観ること!これに尽きる。


caravanは男性一人のユニットで、
その名の通り、自然と音楽と旅を
テーマに歌い続けるシンガーソングライター。
サーフロックというカテゴリーに入るのかも
しれないけれど自然と音楽と旅を歌う
日本では、あまりいないタイプのシンガーです。


会場となったのは名護市にある21世紀公園。
海沿いにある広大な公園の中に野外ステージが
あり、そこでコンサートは開かれました


「夕焼けを見ながらライブを楽しもう」と
集まったわけですが台風接近の折、
雲が立ち込めて・・・。
そんな中でも自然は健気に夕焼けの残り色を
雲へ滲ませます。
水平線の見える音楽












輪郭のない夕陽、それがまた、美しかった。

・・・と思っていた直後、一気にスコールが
降ってきました。遠くでは遠雷が光る。
次はいよいよcaravanの出番。
一瞬「中止かな・・・」と脳裏をかすめた
けれど、ギターを片手に caravanは登場しました。
よーし、雨よどんとこーい!
そんな勢いで、私達も準備OK!

自然の風景や旅をモチーフにする彼には
こんな最悪な天候も演出のひとつに感じられました。

雨が降って目が開けにくいはずなのに、
ライトに照らされる雨粒がきれいに見えて。
風が吹いて体温を奪うのに、
生まれたばかりの風は柔らかく温かい。
雷鳴が遠く鳴っているのが、
鼓動のような躍動感に聴こえる。
水平線の見える音楽の中で
恍惚とした時間が過ぎていきました。


ずぶ濡れになった夜でしたが
心はなんだか、てんこもり。
ほっこりとした思いでゲートを
くぐりぬけ家路に着きました。




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Posted by 岬 at 00:25 │イベント
この記事へのコメント
なかなか素敵なライブだったみたいですね。僕はライブとか映画館に行くと、途中で飽きて落ち着きなくモソモソ動き出すので、あまり行かないようにしています(笑)。
Posted by ゴン at 2008年10月07日 20:23
ゴンさんへ
ライブでもモソモソ病が出るんですか~!?
ライブなんて動きまくっているような
ものなのに
Posted by at 2008年10月09日 22:00