2010年05月26日
久高島めぐり。
*ベタだけど、超うちなーな写真とか どーぞ。
荒れる海を自転車片手に
久高島に渡ってきた我ら。
この日はちょうど島の祭事がある日で
あざま港で船のチケットを買うときから
「島の東側の浜一帯は近づいちゃいけないよ」と
言われておりまして、さすがは神の島、久高島だなぁと
渡航前から思っていました。
(こういう土俗的な禁忌事項に
出会うことって普段の暮しには
無いものだから、非現実的な気分に
なりました。)
到着してみての第一印象は
静か&昔ながらの沖縄って感じ。
赤瓦の家並みと
サンゴを積んだへいかさが
あり、時間がゆーーっくりと
流れているような昔ながらの沖縄の
風景が広がっていました。
不思議に思ったのは
日曜日の真昼間なのに
水を打ったような静けさだったこと。
皆さん祭事に行っているのでしょうか。
民家の窓や扉は開け放たれて
いるのに、人気が無いという光景は
ここが久高島ということも手伝って
「昼間なのに、音が無い。」という
どこか言葉には表せない不思議な
雰囲気でした。
観光客も少なくて
神様と私達で、
マンツーマンな状態。
ありがたやー。
厳かな島だから
特段、観光地はありません。
でも、集落のそこかしこに
祈りの場所があったり
ふと立ち寄った場所に
ナンビトたりとも入れない
神聖な場所がありました。
暮しの直ぐそばに
祈りの場所がある、
「祈ることは、暮らすこと。」
なのではないかと
思わずにはいられません。
・・・で。
サイクリングしていたら
どこからともなく笛の音が!
それも、日本昔話に出てくるような横笛の音が。
「近くで、祭事が行われているのかも!」と
音に誘われて、音のなる方へ向かうも
そこはただの森。
鳥の声とも違う、笛の音。
2ヶ所で2回聴こえて来たけれど
あれはいったいなんだったんだろう。
そんな、凛とした場所がある反面
こんなオチャメスポットもありました。
*「ロマンスの神様」もいるらしい。
「何でロマンス?」って思ったけど
しばらく進んでみたら、な~るほどね、と。
絶景ポインツが
畳み掛けてきて・・・
遠くには、沖縄本島
「ニライカナイ橋」も見えました。
ってことは、その近くに斎場ウタキも
あるはず!・・・と、頭の中で
斎場ウタキから見える久高島の風景と
繋がりました。
一周すると約8キロの
小さな島ですが
沖縄の方の信仰が
凝縮しているような島でした。
その佇まいは、今まで訪れた
離島のどれとも違い
静謐さの中に素朴さを伴いながらも
厳かな空気感がありました。
今回は島の先端や
片側には、祭事があって
行けませんでしたが、
次回はぜひ、そのあたりまで
行きたい。
パワーが足りない私は
パワーを貰いに行ったわけですが、
同行した友達は、パワーが溢れていたので
パワーを置いてくるって言ってました。
果たして、
神様はちゃんと受け取って
くれたのでしょうか、ちょっと心配です。
不純物がありそうなパワーなので
ちょっと心配です。
日本の景色とは思えない。私もいつか行ってみたいです。
全てがある場所DEATH!
豚の報いのHPを見たら
確かに久高島が舞台でしたよ。
せっかく島に行ったから
もう一回見直してみようかな。
かなり渋~い島ですが
お時間があったら、
ぜし行ってみてください。
沖縄の昔ながらの風景が楽しめますよ。
「何も無い」ことがとっても
贅沢なことですね。