2009年12月20日
ことしも、陶器市
*やかんの湯気が、目に暖かかったです。
今年は、寒かったなぁ。
読谷山陶器市へ行ってきました。
陶器市は冬季市なんじゃないかと
思うほど、いい具合に冬になりますね。
(が、しかし!去年は、暑かったうようです。)
去年と違うのは気温だけじゃなく
去年は、うるま市に住んでいたので
そこから来たのですが、
今年は読谷村在住。
「センパイ、あーそーぼー!」って
声をかけて、気軽に行けるこの距離感。
ラクチン。
初日の金曜日、お昼ごろに
到着してみれば、もうすでに
両手に袋を抱えてほくほく顔の
方々が、たくさんいらっしゃいました。
ご近所さんも、ちらほらと。
もう、どれもこれも素敵だなぁって
右の人が選ぶ皿をみていたり
左の人が手に取るマカイをみていたり
目はキョロキョロと。
あっちの工房にふらり
こっちの工房にふらり
やっぱりあっちの工房へと戻ったり
足はウロウロと。
微妙な ゆ薬の流れる違いや
かたちのゆがみの違いなど
あーだこーだと言いながらの
やちむん選びは、とても楽しく
興奮するものです。
*ディスプレイも、各工房ごとにとても凝っていました。
こうしてこの三日間で
数多くのやちむんが
県内外の家庭へと旅立ったのでしょうね。
それぞれの趣味で
それぞれの器を。
陶器市では、
各窯元での炊き出し風景も
とてもいい風景です。
さーたーあんだぎー、
じゅーしー、
汁物。
私が見ただけでも
こんな炊き出しが
提供されていて
ちゃっかりいただいたのは
さーたーあんだぎー。
揚げたてほやほやで
とてもおいしくいただきました。
行儀悪くも、いただいた
さーたーあんだぎーを
頬張って歩くのが、楽しい。
*月桃の葉っぱが裸電球の傘になっていました。
つかの間の冬のおきなわで
「寒い、寒い」と言いながら
手に取る器は土と炎の温かさを保ち
ぼってりと、手に馴染むものばかり。
皆さんは、お気に入りの器に出合えましたか?
でも陶器市は冬休みにあたるので空港の混雑考えるとぎりぎりの時間で動く私には危険(以前乗り遅れたことあり^^;)
それに陶器市はきとね市と違い何度も言ってるので、いつか読谷村民に戻ったらまたゆっくり行けばいいかと。
一番最後の陶器の写真は岬ちゃんがゲットされたものですか?
イベントにあわせて旅行するのは
いいですよね。きとねいちが未体験ならば
そちらに合わせたほうがイイと思いますよ。
それに、陶器市って旅先で食器を買ったら
持ち帰るのも大変ですから。。。
