2009年01月07日
沖縄で『芋煮会』をする
『芋煮会』に参加しました
宮城県人にとって、大事なイベントのひとつに「芋煮会」という
イベントがあります。これは、別に芋を煮るだけのパーティではなく
(だとしたらとっても地味だけど)秋深まった頃、紅葉を見ながら
川原で豚汁を食べる野外行事なのです。
どれくらいポピュラーかと言えば、秋になるとスーパーでは大鍋を無料で
貸し出しし、コンビにでは薪を販売するくらいポピュラーな行事ってわけ。
↓これが芋煮汁。芋煮の器は、この発泡スチロールの器が定番。
なぜかこれが野外のうまさを倍増させるのです。
そんな宮城県の行事、「芋煮会」を沖縄でやっちゃった人がいます。
それが、障害という個性をもつおやごさんを束ねた「やんばる親の会」
のいっくさん。宮城県出身のいっくさんとひょんなことから出会い、
今回の芋煮会&餅つき大会に参加する運びとなったわけです
割ぽう着の袖がチラリと見えますが、
こちらがいっくさんのおばあちゃん。
宮城県在住暦うん十年の鍋奉行の
おかげで、私たちが下ごしらえした
おおざっぱな大根たちもなんのその。
ばあちゃんの手にかかればおいしい匂いが
漂ってちゃくちゃくと芋煮が仕上がっていきます。
ちなみにばあちゃんもいっくさんと一緒に
数年前から沖縄に移住してます!
それにしても、おばあちゃんはとっても元気。
テキパキと指示を出し、みんな、
ばあちゃんの指示のもと右へ左へ
動き回ります
別の角度からもう一枚。やっぱ、地元の郷土料理を他県の人、それも、と~っても離れた地域に住む方々に振舞うってのは、チカラが入りますよね(私は、食べて写真とってばっかだったけど)私たち宮城県民にとっては、屋外で豚汁を作るのは普通の光景だけど、沖縄の皆さんにとっては不思議な光景だったみたいです。
さぁ、ギャラリーも増えて、
宅老所のおじい、おばあも集まり始めました。
餅つきの風景を見に来たそうです。
そんなこんなで総勢70名様(!)が集まった頃、
餅つきが始まりまーす!
体とおんなじくらいの杵を、
チカラ一杯振りおろします。

ついたお餅を、皆で取り分けていきます。
やっぱり、ばあちゃんの手つきは違う!
皆が1個作る間に、2個3個は作っちゃうような
その動き。この手に刻まれた年輪は、こんなふうな
手仕事を、淡々と続けてきた、素晴しい証なのです。
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イベント終盤には、通りすがりの初売り帰りの人や、畑仕事の人、
外国人までがたくさん参加していました。
「障害」と言う個性をもった仲間達や、老若男女が集い
ひとつのイベントを成功させる、いっくさんの実行力というのは、ほんとうに
すごいと思いました。
そういえば、この感覚、どこかで感じたことがあるぞ・・・と
思い返せば、大学時代に私は福祉の大学にいたので
月に何度かこうして、ボランティアに参加してこんな雰囲気を
体験してたっけと思い出しました。町内会のボランティアから
障害者国体のボランティアまで様々なことを体験しましたが
社会に出てからも、こういうことは体験すべきだと
思いました。
ふるさとの味を味わっていろんなことを思い出してしまいましたが
こうして沖縄で体験できたこと、誘ってくれてほんとに
ありがとうございました
やんばるの方々も、おもちもさておき『芋煮おいしかったあ!』という感想が非常に大きくて、やんばる在住東北県人として大変嬉しく思います。
あの後、おばあは疲れてぐだぐだ。。。
あちきは、風邪っぴきでゲロゲロでやんした。
また、今年もやらかしましょう!!!
して昨日、S氏からの紹介でEMコスタビスタの仙台出身営業マンが訪ねてきまして、改めて
【新☆東北県人会】発足会(飲み会)を設定せねばいかんと言う事になりました(勝手に)。
また連絡しまっす☆
ぜひ次回は(食べに)来てくださいね(笑)
あちこーこーを用意しておきますよ
いっくさんへ
こちらこそお世話になりました。
芋煮も大好評で何よりでした。
ばあちゃんもいっくさんも、ガオったみたいですね。
そりゃ、あんだけのパーティーを企画したんだものね。
お、東北県人会がいよいよ本格的に動き出すんですね。その時にはぜひ、お互いブログで
呼びかけましょうね~