2008年09月12日
外人住宅の台風日記
毎日、このブログを覗きに来て下さっている
皆さんすいません、久々の更新です。
気がつけば、過去最長のブランクが空いて
しまいました。普通に元気でしたが、普通に
パタパタと暮らしていました。
さて、台風がきます。
毎年毎年、台風ってやつは急に発生しては
2、3日で話題の中心になる。そして、私たち
ホテル勤めのものは「お泊りセット」を携えて
出社することになります。
というのも台風が最接近する夜は、翌朝出勤
できなくなる可能性があるので、帰宅せずホテル
に泊まりホテルから出社っていうことになっちゃう
んです。
そこで、台風が来るたび思いだす昨年の台風体験
をお伝えします。
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いつものお庭。いつものオウチ。
去年の台風はなかなかの強さで、いつもの
生活が一転。私は帰宅不可の指示が出て
家に帰れませんでした。しかし、ルームメイト
はちょうど仕事がお休みで自宅待機。
こんな嵐の夜にオウチにひとりという事態でした。
刻々と嵐の様子が伝えられる夜が過ぎて家に帰ると
きゃー、大変!
それはそれは見事な折れっぷりで、家の前にある
森から木々が見事に幹がバックリ折れて庭に落下
していました。こんな光景を目の当たりにすると、
人って笑っちゃうんです。マジで~!?ひょぇ~!?って
笑いながら目の前に広がる嘘みたいな現実に呆然と
してしまいました。
こんな嵐の夜を一人で越えたルームメイトはさぞかし
心細かったことでしょうね。家の隙間中から風雨が吹き
込んできて窓は丸く湾曲するくらい風を受けていたそう
です。海を見れば、雨のカタマリが沖合いから家に
向かってぶつかってくる様子が見えたようです。
オウチも人も耐えたんだねぇ。
無事でよかった・・・
こんな木っ端を、えっちらおっちら運んでいたら
隣の家のおじさんが「大変だったね~」と声を
かけてくれました。
ハイ、大変だったです。
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沖縄に住んで、自然に生かされていると実感したり
そのエネルギーを直に感じる場面にたくさん出会った
りしています。こんな風に、台風が来ては人間の力が
及ばない無力さを知り、台風が来なければ水不足の
心配をし、雲の動きを追いながら、暮らしの計画を立て
ている。
どうにも手に負えない台風には、もろ手をあげて降参
しながら、敬いながら、力を借りながら営む暮らし。
こんなことが、きっとスローフードの原点だったりして。
風がごうごう吹く中で、休みの日恒例の庭ぶら(庭をぶらり)
をしたならば小さな枝と実が落っこちていました。
農家の皆さんにとっては、大切に育てたものが
こんなふうに落ちたりしないか気が気でないこと
でしょう。農家の皆さんに被害がないことをお祈りしています。
停電で真っ暗だし、水は吹き込むしで、半べそ気味でうろたえていたよ~。(泣)
岬さんちのほうもやっぱりこんなことになっていたんだね。。
今年は水不足だから雨は欲しいとこだけど、台風はねぇ。
かといって来るべきものが来ないのもまた異常だし…
自然を考えるって難しいねぇ。
sakuraさんちも大変でしたね〜。停電になるだけでもパニックなのに雨まで吹き込んできたらそりゃあ大慌てだったことでしょう。ほんと、猛威ですヨネ(*_*)