2010年06月24日
慰霊の日に聴いた歌。
65年前の出来事なのに
想像しないと思い浮かばないほど
発展をしています。
その影には、おじいおばあの
歯を食いしばるような日々があったわけで。
それは、本土で生まれた私にとっても同じこと。
祖母の遺品の写真の中から見つけた
小さな写真の裏に肉筆で
「生き残った記念に写真を撮りました。さぁ、これからが大変だ。頑張らないと。」
と書いてありました。
「生き残り記念」の写真の
シャッターを押した人の気持ち。
写った人たちの気持ち。
手の中の写真。
手のひらの中に、
生々しいほどの戦争がありました。
たぶん、戦争体験者の方の声を生で聞けるのは
私たちが最後の世代になるでしょう。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
夕方のラジオにHYが出演してました。
平和を祈る歌。
祖先を敬う歌。
この「時をこえ」が流れて
HYのインタビューも流れていました。
そのなかでとても心に残ることを
HYが言っていたので紹介します。
『戦争のこと、祖先のこと、おじいおばあのことを三線で歌いました。
でも、最後に英語の歌詞を入れるかどうかでとても考えました。
勇気が要りました。
ただ、平和について世界に伝えたくて英語を使っただけだけど
(敵国の)英語に乗せて歌ったら、おじいたちに怒れらるんじゃないかと
とても怖かった。でも、歌が出来上がって聞かせてみたら
‘いい歌さぁねぇ。これからはあんたたちが戦争を伝えていきなさいよ’と
言われて安心しました。』
と。
彼らの純粋な部分がよく現れたインタビューだと思いました。
そして私も、私なりに祖父母から見聞きしたことを
伝えていかなくてはと、考えたのでした。
Posted by 岬 at 07:23
│暮しのできごと
この記事へのコメント
慰霊の日。終戦・・日本では遠い昔のようにとらえられてますが今も世界のあちこちで起こっている現実。
ワタシにもすごく身近な存在。
1991年湾岸戦争、当時付き合ってた彼がクウェートに派遣。
いつ最前線に派兵されるか心配で眠れぬ日々が続きました。
3ヶ月後無事帰国。
2004年沖縄在住当時、仲良くなった飲み友達がイラクに派兵。
最後の乾杯になるかもと泣きながら飲んだ夜・・・。
1年後、重傷を負いながらも助かり除隊。
2005年沖縄在住当時、イスラエル人の旦那をもつ友人ができた。
彼からよく常に爆撃音や銃声が鳴り響く中で生活してた怖さを聞きました。
いづれもまだつい最近の自分自身の体験。
うちは父も戦争の被害者。
若い男手が必要だったから、まだ中学生だったのに家族と引き離され強制的に日本に連れてこられました。
生かされたことを幸せと思わないといけないのか、行き地獄を味わわされて不幸だったのか・・・。
こんな悲しい愚かな戦争を人類はいつまで続けるのでしょう。
世界中の兵器代をワクチンや食料に変えれたら飢えや病気で亡くなる子がいなくなるのにね。
なんか重たい話を長々とごめんなさい。
ワタシにもすごく身近な存在。
1991年湾岸戦争、当時付き合ってた彼がクウェートに派遣。
いつ最前線に派兵されるか心配で眠れぬ日々が続きました。
3ヶ月後無事帰国。
2004年沖縄在住当時、仲良くなった飲み友達がイラクに派兵。
最後の乾杯になるかもと泣きながら飲んだ夜・・・。
1年後、重傷を負いながらも助かり除隊。
2005年沖縄在住当時、イスラエル人の旦那をもつ友人ができた。
彼からよく常に爆撃音や銃声が鳴り響く中で生活してた怖さを聞きました。
いづれもまだつい最近の自分自身の体験。
うちは父も戦争の被害者。
若い男手が必要だったから、まだ中学生だったのに家族と引き離され強制的に日本に連れてこられました。
生かされたことを幸せと思わないといけないのか、行き地獄を味わわされて不幸だったのか・・・。
こんな悲しい愚かな戦争を人類はいつまで続けるのでしょう。
世界中の兵器代をワクチンや食料に変えれたら飢えや病気で亡くなる子がいなくなるのにね。
なんか重たい話を長々とごめんなさい。
Posted by bun
at 2010年06月24日 09:11

↑せつなくなり感情に任せて書いてしまったけど岬ちゃんのさわやかブログにふさわしくないコメントですね。
削除してもらってかまわないです。ごめんなさい。
削除してもらってかまわないです。ごめんなさい。
Posted by bun
at 2010年06月25日 21:26

★bunさん
昨日はブログをチェックするヒマなくて
今、見ましたー。
思わず、bunさんを感情的にさせるほど
戦争っていうものがbunさんの心の真ん中に
居座っているんですね。
それぞれに心の戦争を抱えて生きているんですね。
私のブログは、ほら、「社会派ブログ」なので
ご安心を(笑)硬派がウリですから。
昨日はブログをチェックするヒマなくて
今、見ましたー。
思わず、bunさんを感情的にさせるほど
戦争っていうものがbunさんの心の真ん中に
居座っているんですね。
それぞれに心の戦争を抱えて生きているんですね。
私のブログは、ほら、「社会派ブログ」なので
ご安心を(笑)硬派がウリですから。
Posted by 岬
at 2010年06月25日 23:11

こんばんは
HY、私も大好きです。
新曲は「時をこえ」っていう曲なんですね。
三線と唄にのせると、心に素直に染み込んでくるようです。
私のおじいちゃんも、戦争で亡くなりました。
生きてたらどんな人だったんだろうって、写真をみると想います。
普天間基地の近くで働いていたこともあります。
まだまだ私達の身近に、戦争は影を落としているんですね。
だからって、私にできることはあまりないんだけど、
今回は真面目に政策を読んで、選挙に行こうと思ってます。
HY、私も大好きです。
新曲は「時をこえ」っていう曲なんですね。
三線と唄にのせると、心に素直に染み込んでくるようです。
私のおじいちゃんも、戦争で亡くなりました。
生きてたらどんな人だったんだろうって、写真をみると想います。
普天間基地の近くで働いていたこともあります。
まだまだ私達の身近に、戦争は影を落としているんですね。
だからって、私にできることはあまりないんだけど、
今回は真面目に政策を読んで、選挙に行こうと思ってます。
Posted by りぃこ at 2010年06月27日 23:12
★りぃこさん
そうですね。
私たちにできることはマジメに
選挙に行く事なのかもしれませんね。
いーずーの歌唱力でますます心に染み入りますね。
そうですね。
私たちにできることはマジメに
選挙に行く事なのかもしれませんね。
いーずーの歌唱力でますます心に染み入りますね。
Posted by 岬
at 2010年06月28日 21:38
