2008年08月22日
サンキューソフトボール。
とりました!ソフトボール、金メダルをとりました!!
オリンピックにはほとんど興味が無かった私が唯一、真剣に見ていた競技、それはソフトボール。ダブルヘッダー何のその、あれよあれよと勝ち抜いて、勝ち取りました金メダル。表彰台に立つ皆さんの表情が、ほんとに晴れ晴れと、誇らしげに、達成感に満ち溢れていて、みている私もかなり感情移入してしまいました。
何で、私がソフトボールに、こんなに気持ちを傾けるかというと、
私自身も中学時代ソフトボール部だったから。しかも、超弱小
中学の。弱小だから、部員もいません。私ともう一人、中心人物
がいて二人で部員集めに走り回りました。
少しでも野球をやったことがあるとか、野球が好きという人がいると聞きつければ、
美術部家庭科部、不良、不良の妹、
登校拒否児、股関節脱臼児童、転校生
誰彼構わず何度も何度も
お願いをして、1試合だけの約束で出てもらいました。
1試合のつもりがいつの間にか「また出場したっていーよー」と
レギュラーになって(というか9人丁度しかいないから皆レギュラー)
用務員のおじさんコーチと一緒に 3年間ソフトボール部でがんばりました。
「1勝できればいいんじゃない?」
初めは、そんな寄せ集めのメンバーだったのでチームワークもバラバラ
でしたが少しずつ息が合って、3年生最後の中総体は区でベスト3になり
ました。先天性の股関節脱臼を患っていたメンバーも最後にはセンターを守るようになり、運動できる我が子を見てご両親が泣いていました。
今考えれば、おかしなメンバー。
思い出すたび、笑ってしまうエピソードだらけ。
弱いくせにユニホームを新調してもらって、大喜び。
雪が降っては練習を中止し、暑くなっては練習を早く切り上げる。
ゆるさと、やる気がうまく絡み合ってなんか
異様な雰囲気が出てたと思う、我がソフト部は。
そんな、ちっぽけな自分の過去と、
金メダルを取って輝いている全日本の選手の姿を重ねてしまっては
余りありすぎますが、あの日、表彰台に上ることができた自分を思い出すと
彼らの気持ちのほんの僅かだけ、分かる気がします。
12年前、中総体を終えたとき、
「サンキューソフトボール」と思ったけど
もう一度、その言葉を送りたいと思います。
『サンキュー
ソフトボール!!』
ソフトボールもそうですが、スポーツには感動がつきものですね。
その日のために、頑張ってきた汗と涙が詰まっているから感動するんですよね☆
あ~~、久しぶりに運動したくなっちゃいました♪
ずーっとがんばってきたものを、
この1試合で出し切るんだから
すごいエネルギーですよね。
私も、久々にソフトボールをしたく
なっちゃいました。