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2008年06月01日

喜瀬別邸でお客様を知る

「岬ちゃん、明後日沖縄行くから夜、予定あけといてねピカピカ
おとといの夜、東京のMS夫妻からの電話が入りました。北部にある喜瀬別邸という高級ホテルに今回宿泊しているので、仕事が終わったら必ず来なさいという嬉しい電話。仕事後、那覇から車を飛ばして名護へ行きました
車

------------------------------はさみ

MS夫妻は、私がホテルのレストラン時代に出会った素敵な出会いの中の一組。
初めて出会ったのは私が働いていたレストランのディナータイム。私は、ビビりの庶民なので金持ち系のゲストがくるといつも内心ドギマギしていました汗
夫妻でゴージャスなMS氏を私がテーブル担当をすることになり。。。私は心の中でビクビクタラ~MS氏は席につくとはワインリストを手に取り、ごくフツウに高級ワインをチョイス(当時 6万円くらいしたワイン)。しかも、これ見よがしにAMEXのブラックカードがテーブルに乗せているから緊張感はマックスに。。。ギザギザ
しかし、ワインを飲んでほろ酔いのところに、私の素性を話すと、仙台に住んでいた事があったとかですごく打ち解けて、その後3ヶ月に一度くらいのペースで来てくれました。そしてそのたびに私のレストランに食事に来てくださったり一緒に町場のレストランに出かけていました食事

鉛筆-----------------------------------------

喜瀬別邸でお客様を知る

そして今回、私が事務仕事に移動後初めて沖縄に来てくださいました。
喜瀬別邸という今をトキメク高級ホテルのイタリアンで食事だなんて、緊張してしまいそう(やっぱりビビり)。テリーヌとスープと手長海老をチョイスしてゆっくり2時間食事をしました。




MS夫妻の奥様の妹はすごい美貌の持ち主でレーサーの追っかけをしていて、その美貌をもってすればレースクイーンにもなれるのに、そんなの好きじゃなくつなぎの服を着て一緒にピットに入っちゃっているとか、歳が離れたご夫妻ですが一緒になるまでには大変だった・・・とか笑いながらプライベートを聞きました。
来沖のたびにホテルマン対お客様ではなく、私対MS夫妻という関係が深まっている気がします。
 帰りに、喜瀬別邸の部屋を見せてもらいました。デジカメ忘れたので携帯で撮りました。その写真が上の写真。
ナチュラルでシンプルな部屋でした。

------------------------------傘

そして、いただいたお土産がこちらプレゼント

喜瀬別邸でお客様を知る 






「トラ・トラ・トラ」
トラが3匹書かれた、紙袋に
ピンときましたか。。。。







喜瀬別邸でお客様を知る

そう、「とらや」の水ようかん。ほうほう、これがウワサのとらやさんですね。仙台の田舎もんには、ウワサでしか聞いたことが無かったのでほうほう、ふむふむとひとり言をいいながら隅々まで眺めていました。暑いけど緑茶+ようかん?夏だから麦茶+ようかん?などと、ベストな組み合わせを想像しながら。。。




筆------------------------------------

そんなこんなで、ホテルの現場を離れて早、丸一年。従業員同士の中でも私がレストランで働いていたイメージが薄れていく昨今。
それでもお客様は、レストランの時の私をイメージして会いに来てくれる。煮詰まりそうになる事務仕事の毎日に、フと初心の頃の風を吹き込んでくれるお客様はとっても大事な存在。
何年も付き合いの時間が流れた今は「お客様」以上の存在で、人間同士の付き合いができることを心から嬉しく思います。お客様&スタッフという関係→人間同士という関係、これからもどんどん、私と彼らの付き合いのカタチが変わっていくことでしょう。
皆さん、必ず「結婚式には必ず呼んで!」をサヨナラ代わりに告げていきます。もしも、(遠い?)将来結婚したとして、その席にこの
方々を呼んだなら、またきっと私達は違う間柄になるはず。

お客様は、他人ではないと感じたホテルマン5年生です。



 



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