アレはプチ遭難だったはず。

2010年10月07日 07:28

 
*やっとたどり着いたオアシス。






8月のこと。
そう、世間は興南高校春夏甲子園連覇に
湧いた、その日、その時、その瞬間。
私たちはやんばるにいました。
(ラジオで中継をリスニングしましたけど非国民扱いされた。)



ター滝に行ったら、
車が大行列。
いつからこんな混む場所に
なっちゃったのー!?
と思って、急きょやんばるドライブへ
変更しました。



ドライブの途中、
「源河川も沢遊びにはいいよ」って
聞いていたことを思い出し
そちらへ向かうことに。


すると、こんな山道に?というところに
「しゃしくまーる」という看板がありました。


場所は
名護のオーシッタイ。
これは帰ってから
調べたのですが
廃村寸前だった場所に
何名かの方が住み始め
今は、工芸村のようなものが
できているようです。







いやいやこんなところに
カフェなんてないべー。

*こんなところに・・・。




車もすれ違えないほどの
狭い道を進むんだけど。
どんどんどんどん道が細くなって・・・。
何度も心が折れそうですた。

*これってケモノミチって言うんじゃない?





ちょうどこの頃
東京理科大学の学生さんが
北海道の山で遭難した直後だったので
めっちゃ、ひやひやでした。



「あと100メートル進んで無かったら引き返そう」と
話していたその時・・・





















め~っけ!









いやぁ、もう安堵、安堵。
良いたとえなのかは
分らないんだけど
宮沢賢治の「注文の多い料理店」の
出演者になった気分。
山道に迷っておなかが空いてトイレに行きたくてやっと
たどり着いた感、MAX。







ベトナム?のデザートと
やままもジュースを
お店のベランダ席でいただきました。
ココナッツ風味がとてもおいしかった。
喉も潤って、ひとあんしんです。
ごちそうさまでした。






山奥でひっそりと
はちみつを作り、カフェを営む姿は
浮世離れしていて、名護にいるとは
思えない、雰囲気でした。



私だったら寂しすぎて
絶対ムリだけど、
何か芸術を志す人には
うってつけの環境だと思いました。






      

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