秋がやってきた
*ことばではあらわせない、この色。
先日、沖縄に訪れた
高校時代の友人一家から
内地の秋の味覚をお土産でいただきました。
『ザ・ベストオブ秋の味覚』と
呼びたくなるような3品が到着。
葡萄、林檎、柿。
つい、
漢字で書いてしまうのは
秋の果物からは、どうしても
「日本」を感じずには
いられないからなわけで。
まずは、色。
葡萄の黒紫とか
林檎の紅色とか
柿の橙色とか。
うまく、表現できないんだけど
日本古来の色合いを感じます。
私の持ってる絵の具では
出せないような。
フクザツで、奥深い色合い。
そして、形。
*柿のヘタ部分は、上から見ると、どこかの家の家紋みたいです。
柿を見ると、
東北の山あいの村で
枯れ木に花が咲いたように
橙色の実がたわわに実っていた
風景が思い出されます。
それから、柿といえば干し柿。
軒先に暖簾のように縦に連にして
渋柿がぶら下げられている様も
思い出されます。
そんな自分の原風景と重ねてしまう、
秋の果物からは、 図らずも郷愁感を
呼び起こしてしまう何かがあるのです。
***
他にも、栗をいただいたので
栗のお話はまた今度・・・。
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